進歩性に悩める弁理士のブログ

主に自己の業務の備忘録として思うまま書いていきます ※業務以外の雑談も

研究用の抗原検査キット

 唐突ですがこんな話題です(苦笑)。いつか身近にやってくるとは思いつつどこかで「でもきっとこないだろう」と油断していたアイツがついに私の家にやってきてしまいました。最初に長女がかかり、次に妻へとうつってしまいました。幸い、長男と私はいまのところ大丈夫なんですが、戦々恐々という状況です。

 家の中がそれまでとは一変してしまったことは言うまでもありませんが、一つ個人的に勉強になったことを書きます。抗原検査キットに関してです。
 抗原検査キットに関しては、第1類医薬品として承認されたものを使用することと厚生労働省?からアナウンスされていますが、近所のドラッグストアで約2千円、Amazonでも千円強するため、なかなか高価です。1回検査してハイ終わり、ならいいんですが、ウィルス量が少ないと検出されない為、複数回使用したいケースがあり、そうなると結構な出費です。
 ネットでは「研究用」として安価なものが販売されており、1セット300円程度で入手できます。
 「研究用はNG」とのお達しですが、陰性を確認するにはNGでしょうけど陽性が出た場合には研究用であってもその結果の信憑性は高いようです。
 ネットを探すとある医師の方が、PCR検査で陽性だった患者さん複数人に対し研究用の抗原検査を何種類か試して、再現性があるかどうかを確認していました。そうするとやはり商品によっては再現性が低いものと高いものとがあるようです。そこで再現性が高いとされている商品を実際に買って試してみたところ、きちんと陽性が出ました。
 最初に使った抗原検査キットは承認された第1類医薬品でしたがこれは唾液から採取するタイプで、陰性だったものの、PCR検査で陽性でした。どうやら、唾液から採取するものは鼻腔から採取するものに比べて陽性が出にくいようです。
 安価で入手し易い研究用も、ちゃんと選べば陽性の判断には使えることがわかりました。