進歩性に悩める弁理士のブログ

主に自己の業務の備忘録として思うまま書いていきます ※業務以外の雑談も

トランスジャパンアルプスレース2022視聴

少しご無沙汰しているうちにすっかり秋が深まりました。
下の写真はさっき散歩がてら撮ってきた近所の紅葉です。なかなか綺麗でした。

以下、上の写真とは関係のない話題です。先日の11/5(土)、NHK-BSにて「激走!日本アルプス大縦断2022」の前半が放送され、深く深く見入ってしまいました。
これは今年の夏に開催された「トランスジャパンアルプスレース2022」の模様を収録したものですが、ただレースの模様を追っかけただけではなく、選手一人ひとりの人生に密着したもので非常に見ごたえがあります。
トランスジャパンアルプスレースは、平地のマラソンレースではなくトレイルランニングレースの類であり、富山県魚津市をスタートして北アルプス中央アルプス南アルプスの山々を経て静岡県駿河湾に至る距離415km、累積標高差27000mのコースを最大8日間で駆け抜けるという、普通の人から考えたらちょっと頭のねじの外れたクレイジーな発想(失礼)のレースです。
フルマラソン10回分! それも平地じゃなくって、標高差で富士山の上り下り(五合目からではなく海抜0mからで)7回分が含まれるコース!!!  それに途中では宿泊施設に泊まることができる訳でもなく、テントを背負って走り、しかも山岳区間では山小屋で水以外調達NG。
・・・ってこんなレースどんな屈強な若い男たちが出場するのか、と思いきや、意外に平均年齢は高めで40歳を超していて、殆どの人がひょろっとした細身の体型。あんな体の一体どこにあれだけ過酷なレースを完走できるポテンシャルがあるのか、不思議でなりません。
出場には厳しい参加資格が必要で、フルマラソン3時間20分以内、1日にコースタイム25時間以上の山岳トレイルコース(笑)をコースタイムの6割以下で走り切れること等を満たすほか、実技選考もあり、冷やかしで参加できるものではありません。というか参加できただけで鉄人の類に入ると思います。それで今回、最年長62歳の方が参加されたというのも驚きで、まさに脱帽です。
ちなみに自分は登山をやりますがトレランはやらず(というよりできない)、平地でのジョギングはやりますがフルマラソンを走ったことはありませんが、平地でフルマラソン1回走っただけで体がジ・エンドになることは容易に想像できます(笑)。
後半編の放送は11/12(土)、同日には前半編の再放送もあるので、見逃した方は是非おススメします!!